語学留学成功の秘訣

目的をはっきりさせよう

目的をはっきりさせよう イメージ「海外に長期滞在したいんですけど、とりあえず、留学が手っ取り早いかな・・・」一度でいいから海外に長く住んでみたい!っていう気持ちは分からなくもないが、留学はあくまでも目的ではなく手段である。 もっと言えば貴重な時間とお金という資材を投げ打つ未来の自分への投資とも言える。 単純に海外に行きたいだけなら旅行だってバックパッカーだってできる。 (その方が安上がりだしね)「海外に行きたい!」っていう純粋な気持ち(衝動)はすごく大切だけど、決して安くないお金と貴重な時間を費やすからには、一度、自分自身と向かい合って目的をはっきりとさせよう。 自分がこうなりたい。っていう目的意識がなければ、たとえ、一年その国に住んだとしても何も得られず、あっという間に帰国の日を迎えてしまうことになる。 逆にいつまでにどうなりたいのか、そのために具体的にどんな方法をとるのかを細かく戦略的に企画を立てて行動に移した人はたとえ短期間でも自分の想像以上の成果を得られるのも留学の魅力である。 ただ、「海外に行きたい!」っていう純粋な気持ち(衝動)はすごく大切。だけど、決して安くないお金と貴重な時間を費やすからには、一度、自分自身と向かい合って目的をはっきりとさせよう。

感動なくして言葉は話せず!?

スポーツでいうところの基礎練習や料理の下ごしらえの段階が面白いわけがない。やっぱり、下手くそなりにもある程度できるようになってからが語学習得の醍醐味だ。 だからこそ、最初の基礎を積み重ねている段階では「このまま話せるようになるのかなぁ・・・ていうか、話せるようになるのっていったい、いつなんだ~!?」って思ってしまうのも良く分かる。
でも、ここが話せるようになる人とそうでない人の重要な分岐点なのも事実。この段階でやるべきことは一つ。 もちろん、基礎を積み重ねるのも大切だが、自分が不安になったり、根負けして日本人同士でつるんでしまう前に下手くそなりにもコミュニケーションをとってみよう。 何もコミュニケーションの手段は言葉だけではない。自己流で良いのだ。身振り手振りだっていい、日本語混じりでもいい、とにかく、自分の思いを相手に伝えたり、感じたりすることがコミュニケーションだ。 下手くそなりにも達成感は得られるし、やっぱり、面白いとか悔しいとか何かしら感じることができるはず。この何かを「感じる」、つまり、「感動する」ということこそが言語習得の大きな起爆剤となるのだ。
好きこそものの上手なれ。出来ることからどんどんやってみよう。感動なくして語学は得られずである。

コストダウンを図りたいなら事前準備は絶対不可欠!

留学の目的を決めたら、日本で出来ることと海外でなくては出来ないことをはっきりさせよう。 その国に行く価値はその国でしか味わう(体験する)ことができないことだから価値があるわけで、海外に行ってまで基礎の基礎となるような英単語を覚えることに最初の数カ月を費やしてしまったり、 英語が出来ない不安と苛立ちから日本人同士でいつまでもつるんでいたのでは、何の為に高いお金と時間をかけてはるばる海外に来たのか分からなくなってしまう。
出来ることなら、「日本でやれる限りのことはやりきった。後は海外で実力を試してみたい!」というぐらいの高いモチベーションで出発の日を迎えてほしい。 きっと、こんな人は他力本願にならず、貪欲に多くの人とコミュニケーションをとるだろうし、そもそも、学校で基礎レベルから入学することはあり得ない。 一番、面白いっていうところからスタートできるし、最小限の投資で高い価値を得られることができるのだ。

日本人の多い少ないは関係ない

日本人の多い少ないは関係ない イメージ「日本人の少ない学校を紹介してください!」「田舎の学校に通った方が英語を覚えるのに適していますか?」アースタイムズではこんな質問を時々、受けるのですが、 良く聞いてみるとこんな人に限って事前準備をしないで、いきなり海外に出てみようとしてみたり、英語ができないのを環境のせいにしちゃうことが多いのも事実・・・。
環境は与えられるものではなくつくるもの。本当は、自分の努力次第で環境すら変わってくる。 例えば、日本人が多い学校に通ったとしても、日本人同士でも英語で話す練習をするとか(たとえ最初は恥ずかしくても!!)、やれることはたくさんある。 日本人が少ない学校に行ったとしても、「外人」とコミュニケーションできず、一人ぼっちになっていたのでは会話のチャンスすらない場合もある。 そもそも、例えばカナダに語学留学したとして語学学校に先生以外にカナダ人がいるわけがない。 実践の場を持つことで語学力がアップするのであれば学校に100%頼るのではなく学校をベースに自分自身のライフスタイルをいち早く形成すべきなのである。 自分の心がけ次第、を忘れずに!

英語の習得は学校の質ではなく努力の結果

同じ学校に同じ期間通っていても、人によって成果がまったく異なるのが語学。卒業時に片やアドバンス(上級)、片やインターミディエート(中級)。 通学期間中にどれだけ英語に真剣に向き合ったか、という点で結果は歴然と違ってくる。

学校によって授業料の差があるのはなんで?

授業料=先生への給料、施設代、生徒へのケア代と考えれば良い。もし、高い学校と安い学校がまったく同じ授業をしていたら、高い授業料を払う人は誰もいない。 質を重視する学校は、概して「質の良い(=給料の高い)」先生を雇っており、自然と授業料は高くなりがちである。 反対に、安い学校には「どうせこれだけしか払ってないから」と、やる気のない生徒が集まるのも事実。 安い先生を雇っている=授業が面白くない⇒やる気がなくなる⇒人気がなくなる⇒生徒確保のため授業料を安くせざるを得なくなる⇒経営が苦しくなるから安い先生しか雇えない...、悪循環の一途をたどる。 もちろん、これが全てではないが、資本主義社会における学校という形態がもつ一つの側面でもある。

出来るだけ英語習得にはフルタイムで長く通おう

語学学校の授業は、午前中はリーディングとライティング、午後はスピーキングのカリキュラムというケースが多い。 午前と午後合わせてはじめて、全体のバランスが取れた英語を学ぶのでフルタイムがお勧め。
また、英語は「1ケ月目で慣れて来る、2ケ月目で聞き取れるようになる、3ケ月目で自分の意志を伝えることができるようになる」といわれている。 短期間だと中途半端な状態で終わり、結局すぐに忘れてしまって身にならないこともある。お金に余裕があるなら語学学校は最低でも3ケ月間は通学しよう。

レベル数の多い学校に通おう

レベルの合わないクラスで勉強するほど辛いことはない。簡単過ぎれば授業がつまらない上に自分のためにならないし、難し過ぎれば授業について行けず孤独感が増すだけ。 自分のレベルに合った授業であれば先生の指摘も的確なので、弱点も明確になり、更に上を目指そうという目的意識も芽生えるはず。

クラスの中では積極的に発言しよう

クラスの中では積極的に発言しよう イメージ

とかく日本人は消極的で、誰かが発言しているとその陰に隠れてしまい、発言する機会を逸してしまいがち・・・。 一方、他国の生徒は(特にラテン圏の学生さん!)半分、母国語交じりで身振り手振りも入って良くしゃべるしゃべる(笑)・・・なんてことは語学学校ではよくある光景。 しかし、一見、ぺらぺらしゃべれるようでも、同じクラスなのだから所詮は自分と同じレベル。前述したが、目的や意識の差である。
恥ずかしいなどと感じている間にもあなたが投じた貴重な時間とお金はどんどん目減りしているのだ!臆することなく積極的に発言しよう。

学校主催のアクティビティには積極的に参加しよう

同じクラスの生徒同士でつるむと、常に自分と同じレベルの英語でしか会話ができない。もっと上を目指すなら、自分より上のレベルの生徒達と仲良くなって、彼らからどんどん英語を吸収しよう。
アクティビティには、在校生だけでなく卒業生も参加することがあるので、仲間を増やすだけでなく、英語力アップのためにも有効手段である。

学校はサボらない

高いお金を払っているのだからもったいない!ということはもとより、1日でも休むと、授業はどんどん進んでいくのでますますついて行けなくなってしまう。
また、語学学校は生徒の入れ替わりが激しいので、しばらくサボっている間にメンバーが全部変わっていた、などということも。

アクティビティなど利用し、楽しく学ぼう!

人間楽しいことは長続きするもの。英語も同じ。勉強と思い、ムリヤリ詰めこんだ単語も翌日には忘れていることしばしば。アクティビティを通して感動をした時、背景となった英語が脳裏に焼き付けられるというイメージ。 即席で覚えた単語は忘れてしまっても、アクティビティの感動と同時に覚えた単語は一生忘れない。

分からないことは、分からないと言う

「パードン?」と何度も言いにくい。分ります!しかし言えないと、英語力がそこから伸びないし、分からないのに分かっているフリをしている自分がつらくなる。英語に対してもネガティブな気持ちが出てくる。 しゃべっている相手も、自分の英語力が現在どのレベルにあるのか把握しきれないデメリットもある。一旦「出来る」と思われたら、そこから一気に分からないレベルがひろがってしまう。コツコツと積み上げることが結局は、英語力向上の近道です!